頭蓋オステオパシーとは?
頭蓋オステオパシーは、頭蓋骨や背骨、仙骨に優しく触れることで、脳脊髄液の流れを整える施術です。脳脊髄液は、脳や神経の働きを支える重要な役割を担っており、その循環が乱れると、頭痛やめまい、不眠、自律神経の乱れなどの不調が現れることがあります。
当院では、ソフトなタッチで頭蓋骨の緊張を和らげ、身体が本来持つ自己調整力を高めることで、不調の根本改善を目指します。「強い刺激が苦手」「自律神経の不調が気になる」という方にもおすすめです。優しい施術で心身のバランスを整え、リラックスした状態へ導きます。
頭蓋オステオパシーの主な効果
1. 自律神経の調整
施術によって脳や神経系がリラックスし、自律神経のバランスが整いやすくなります。これにより、ホルモンバランスも安定し、心身の不調の改善が期待できます。
2. 頭痛や肩こりの緩和
頭蓋骨の歪みやズレ、頭蓋内膜の捻じれを調整することで、脳脊髄液や血液、リンパの循環が改善され、頭痛や肩こりの症状が軽減されることがあります。
3. 内臓機能の向上
体液循環を正し、内臓機能や神経機能を高めることで、体の持つ本来の機能を回復させます。
4. ストレスの軽減
脳への血流を増やし、脳神経の働きを良くすることで、ストレスの軽減やメンタル面での安定が期待できます。
脳脊髄液とは?
脳脊髄液(Cerebrospinal Fluid, CSF)は、脳と脊髄を包んでいる無色透明の液体で、主に脳の脈絡叢で作られています。この液体は、脳や脊髄を衝撃から守り、栄養の供給や老廃物の排出など、重要な役割を果たしています。
脳脊髄液の主な役割
- 衝撃吸収: 脳や脊髄は非常にデリケートな組織であり、頭をぶつけたときの衝撃を和らげるクッションの役割を果たします。
- 栄養供給と老廃物の排出: 脳や脊髄の神経細胞に酸素や栄養を届け、不要な老廃物を排出する働きがあります。
- 脳圧の調整: 頭蓋骨の内部にある脳圧(頭の中の圧力)を一定に保ち、脳の健康を維持します。
- 神経系の安定化: 脳と脊髄の機能をスムーズにするために、神経細胞の環境を適切に整えます。
- 脳脊髄液の流れ: 脳脊髄液は脳室(のうしつ)と呼ばれる脳の内部の空間で作られ、脊髄を通って循環しながら、最終的に血液に吸収されます。この流れがスムーズでないと、頭痛やめまい、自律神経の乱れなどの不調につながることがあります。
脳脊髄液と自律神経の関係
自律神経は、交感神経と副交感神経のバランスを取りながら、心拍、呼吸、消化、血圧調整などを無意識にコントロールしています。この自律神経の働きに重要な役割を果たすのが、脳幹と脊髄です。
脳脊髄液の流れが滞ると、脳幹や脊髄の環境が悪化し、自律神経のバランスが乱れやすくなります。その結果、以下のような症状が現れることがあります。
交感神経が過剰に働く場合
- 頭痛
- めまい
- 不眠
- イライラや不安感
- 首や肩の緊張
- 動悸や血圧の上昇
副交感神経が過剰に働く場合
- 倦怠感(だるさ)
- 胃腸の不調(便秘や下痢)
- 低血圧
- 眠気が強い
- 呼吸が浅くなる
脳脊髄液の循環が滞る原因と自律神経への影響
① 脳圧の変化
脳脊髄液の流れが滞ると、脳圧(頭蓋内圧)が上がったり下がったりすることがあります。
これにより、脳幹(自律神経の中枢がある部位)に圧力がかかり、自律神経の働きに影響を与えます。
② 神経組織の機能低下
脳脊髄液は、脳や脊髄の神経細胞に栄養を供給し、老廃物を除去する役割があります。
流れが滞ると、神経細胞の代謝が低下し、自律神経の正常な働きが妨げられることになります。
③ 頭蓋骨や脊髄の微細な動きの制限
頭蓋骨(特に後頭骨や側頭骨)の動きが制限されると、脳脊髄液の流れが悪くなり、脳神経や迷走神経(副交感神経の主な神経)の機能が低下します。
迷走神経は、心拍数や消化、血圧などを調節しているため、流れが滞ると、動悸、不眠、消化不良、血圧の変動などが起こる可能性があります。
④ 血流の悪化
脳脊髄液の循環が滞ると、同時に脳や脊髄の血流も悪くなることがあります。
血流が悪くなると、交感神経が過剰に働きやすくなり、ストレス反応(緊張、肩こり、不眠、冷えなど)が起こりやすくなります。
頭蓋オステオパシーによる自律神経の調整
オステオパシーでは、頭蓋骨のわずかな動きを調整することで、脳脊髄液の流れをスムーズにし、脳や脊髄、特に脳幹や自律神経の働きを正常化させることを目的としています。
特に、後頭骨や仙骨へのアプローチは、自律神経の調整に有効とされています。
まとめ
- 脳脊髄液の流れが滞ると、自律神経のバランスが乱れ、頭痛やめまい、不眠、胃腸の不調などの症状が出ることがある。
- オステオパシーの施術により、脳脊髄液の循環を改善し、自律神経の調整が可能。
- 特に、後頭骨や仙骨の調整が有効であり、ストレス軽減や心身の安定につながる。
頭蓋オステオパシーは、ソフトなタッチで体のバランスを整え、自然治癒力を引き出す施術です。慢性的な不調や自律神経の乱れが気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。
整体なおは用賀駅徒歩1分の整体院です。
鍼やオステオパシーでの肩こり腰痛の改善、こども整体での発達障害対応、自律神経調整による頭痛・不眠の改善などご相談を受けております。
メニュー紹介
こども整体
オステオパシーとは
脳バランス整体とは
どちら側が弱くなっているか、または強くなりすぎているか
どこの部位が弱くなっているか、または強くなっているか
を見極めて、適切な...
鍼治療
オステオパシーで使われる手技「筋骨格系・内臓・頭蓋」
例...
頭蓋オステオパシーとは
この整体コラムを書いた人
整体院整体なお院長・鍼灸あん摩マッサージ指圧師・整体師直井 昌之

経歴
早稲田大学スポーツ科学部卒業
日本鍼灸理療専門学校昼本科卒業
卒業後、修行のため神奈川県市の鍼灸接骨院で働き、ケガの処置やマッサージについて学ぶ
根本的な体の改善を目指すために、トレーニング、理学療法や整体、カイロプラクティック、機能神経学、オステオパシーを学び始める。
自律神経失調症のセミナー フィリップ・ブルディーノD.O
内臓マニピュレーション リタ・ベナモアD.O
内蔵オステオパシー泌尿生殖器セミナー ジェローム・バティストD.O,M.D
オステオパシーの診療における診断と治療 カール・スティールD.O
マッスルエナジーテクニック国際セミナー 頸椎、胸椎、肋骨、腰椎 カイ・ミッチェルD.O
など計700時間以上の研修会に参加
資格
- 鍼灸あん摩マッサージ指圧師
- 中学高校体育教員免許
所属団体
- 日本オステオパシーメディスン協会・スティルアカデミージャパン4期生
メッセージ
オステオパシーを中心とした手技による施術をメインで行っております。
少しでも快適な生活を送れるようにサポートしていければと思います。
「院長あいさつ」にさらに詳しいプロフィールを載せていますのでぜひご覧ください。
お電話でのお問合せ・ご予約はこちらへ
TEL:070-8360-0722
受付時間:10:00~21:00(最終受付20:00)
定休日:火曜
夜中に足がつる原因と整体での改善策
長時間歩くと股関節が痛む原因と整体でのケア方法を徹底解説
脚の長さが違う?骨盤の歪みが原因かも
膝が内側に入る原因と整体での矯正法
整体コラムに関連する記事