①はじめに
「最近、鏡で見ると肩の高さが違う」「ズボンの丈が左右で合わない」そんな違和感を覚えることはありませんか?実は、脚の長さが違うと感じる原因の多くは骨盤の歪みにあります。今回は、骨盤の歪みと脚の長さの関係、そして整体での改善方法について詳しく解説します。
② 脚の長さが違う原因は骨盤の歪み?
脚の長さが左右で異なると感じる人の多くは、実際に骨の長さが違うのではなく、「骨盤の歪み」が原因になっていることがほとんどです。
骨盤は身体の中心にあり、上半身と下半身をつなぐ役割を担っています。そのため、骨盤が左右どちらかに傾いたり、ねじれたりすると、骨盤につながる股関節や脚にも影響が現れます。例えば、右側の骨盤が高くなると右脚が短く感じられ、歩くときにバランスを崩しやすくなります。
また、骨盤の歪みは、出産、長時間のデスクワーク、足を組む習慣、片足に重心をかける癖など、日常生活のさまざまな動作や姿勢から起こります。さらに、歪みを放置すると身体全体のバランスが崩れ、肩こりや腰痛といった慢性的な不調につながることもあります。
③ 骨盤が歪む原因と日常生活の関係
骨盤の歪みは特別な出来事だけが原因ではなく、毎日の何気ない習慣の積み重ねで生じます。ここでは、日常生活の中で特に骨盤の歪みにつながりやすい主な原因を紹介します。
骨盤の歪みの原因になる主な習慣
・足を組む癖
足を組むと、片側の骨盤が引き上げられたり、傾いたりして歪みが生じます。習慣化すると、身体が左右どちらか一方に傾くクセがつきやすくなります。
・片足に重心をかけて立つ
立ち仕事や信号待ちの時に無意識に片足に体重をかけていると、骨盤の左右差が生まれます。身体はその歪みを補おうとして、腰や背中に負担をかけてしまいます。
・長時間の座り仕事
パソコンやスマホを長時間同じ姿勢で使っていると、骨盤や背骨のバランスが崩れます。特に猫背や前傾姿勢が続くと、骨盤が後ろや前に傾いてしまいます。
・妊娠・出産
妊娠中や出産後は、骨盤周りの筋肉や靭帯(じんたい:骨と骨をつなぐ組織)がゆるみ、骨盤が歪みやすい状態になります。産後ケアが不十分だと歪みが残りやすくなります。
日常生活で意識できるポイントを理解することで、骨盤の歪みを防ぎ、身体のバランスを整えることができます。
④ 骨盤の歪みが引き起こす主な症状
骨盤の歪みは、見た目の左右差だけでなく、さまざまな不調を引き起こします。骨盤は体の中心にあるため、そのバランスが崩れると全身に影響を及ぼします。以下に、骨盤の歪みが原因で起こりやすい症状を紹介します。
骨盤の歪みが引き起こす症状
・腰痛・肩こり
骨盤が歪むと、背骨のバランスが崩れ、腰や背中の筋肉に過剰な負担がかかります。特に、慢性的な腰痛や肩こりを抱えている人は、骨盤の歪みが原因の可能性があります。
・脚の長さの違い・歩行の乱れ
骨盤が左右非対称に歪むことで、脚の長さが違うように感じたり、歩き方に偏りが出たりします。これにより、膝や股関節にも負担がかかります。
・冷え・むくみ
骨盤の歪みが血流やリンパの流れを妨げることで、冷え性やむくみが起こりやすくなります。特に女性はこの影響を受けやすい傾向にあります。
・生理痛・内臓の不調
骨盤が歪むと、骨盤内の臓器(子宮や腸)の位置が変わることがあり、生理痛が悪化したり、便秘や下痢といった腸のトラブルが起こることもあります。
このように、骨盤の歪みは全身の健康に関わる重要な要素です。次の項目では、自分でできる「骨盤の歪みチェック方法」を紹介します。
⑤ 自分でできる!骨盤の歪みチェック方法
骨盤の歪みは、鏡を見るだけでは気づきにくいこともあります。ここでは、自宅で簡単にできるチェック方法を紹介します。ぜひ試してみて、骨盤の歪みがないか確認してみましょう。
1. 仰向けチェック
仰向けに寝て、両足をまっすぐ伸ばす。
かかとの位置をそろえて、左右の長さを比べる。 → 左右のかかとの位置がずれていたら、骨盤の歪みの可能性あり。
2. 片足立ちチェック
両足をそろえて立つ。
片足をゆっくり持ち上げ、30秒キープする。
反対側の足でも同じように行う。 → どちらか一方がグラついたり、バランスを崩しやすい場合は、骨盤が歪んでいる可能性あり。
3. 足の開きチェック
仰向けに寝てリラックスする。
両足を自然に開く。 → 片方の足だけ外に開きやすい場合、骨盤がねじれている可能性あり。
このようなセルフチェックで骨盤の歪みの傾向を知ることができます。もし歪みが見られた場合は、早めにケアをすることが大切です。
⑥ 整体院での骨盤矯正はどんな施術?
骨盤の歪みを改善するには、ストレッチやエクササイズも有効ですが、歪みが強い場合や症状が出ている場合は、整体での専門的な施術を受けるのがおすすめです。整体院では、以下のような施術を行い、骨盤のバランスを整えます。
1. 骨盤矯正
骨盤の歪みの種類(前傾・後傾・左右の傾き・ねじれ)をチェックし、手技で優しく矯正します。無理に押したりボキボキ鳴らすような施術ではなく、ソフトな調整方法を採用する整体院も多く、安全性が高いのが特徴です。
2. 筋肉のバランス調整
骨盤の歪みは、周囲の筋肉の緊張や弱化が関係しています。そのため、固まっている筋肉をほぐし、逆に弱くなっている筋肉を刺激することで、骨盤が正しい位置に戻りやすくなります。
3. 姿勢改善・体の使い方の指導
施術後、骨盤の歪みが再発しないように、正しい姿勢のアドバイスや、日常生活で気をつけるべきポイントを指導します。また、自宅でできるストレッチや簡単なエクササイズを紹介することで、施術後の効果を長く維持できます。
整体での施術のメリット
✅ 即効性がある:施術直後に変化を感じる人が多い
✅ 慢性的な不調の改善:腰痛や肩こりが和らぐ
✅ 再発予防ができる:正しい姿勢と動作が身につく
骨盤の歪みが気になる方は、整体での施術を検討してみましょう。
⑦ 実際の施術例と改善効果
骨盤の歪みが整体でどのように改善するのか、実際の施術例をもとに紹介します。
ケース1:慢性的な腰痛と脚の長さの違い
〈患者〉30代女性・デスクワーク中心
〈主な症状〉
長時間座ると腰が痛くなる
鏡で見ると片方の肩が下がっている
右足のズボンの丈が短く感じる
〈施術内容〉
骨盤の傾きを調整し、股関節の可動域を広げる施術を実施。さらに、姿勢指導と自宅でできるストレッチを指導。
〈改善結果〉
施術後、脚の長さが整い、腰の痛みが軽減。2週間後には、長時間座っていても違和感が減ったと実感。
このように、整体による骨盤矯正は、痛みの改善だけでなく、姿勢や体のバランスを整える効果があります。
⑧ 骨盤の歪みを予防するための生活習慣とストレッチ
骨盤の歪みを防ぐためには、整体での施術だけでなく、日常生活での姿勢や習慣を見直すことが重要です。ここでは、骨盤を正しい位置に保つための生活習慣と簡単にできるストレッチを紹介します。
骨盤の歪みを防ぐ生活習慣
✅ 正しい座り方を意識する
椅子に座るときは、背もたれに寄りかからず、骨盤を立てて座るようにしましょう。足を組む癖がある人は意識的にやめることが大切です。
✅ 片足に体重をかけすぎない
立っているときに無意識に片足に体重をかけると、骨盤の左右バランスが崩れます。両足均等に体重を乗せるよう心がけましょう。
✅ 適度な運動を取り入れる
ウォーキングやストレッチを習慣にすると、骨盤周りの筋肉が柔軟になり、歪みにくくなります。
骨盤の歪みを整える簡単ストレッチ
① 骨盤まわし
足を肩幅に開き、手を腰に当てる。
腰を大きく円を描くように回す(左右10回ずつ)。
→ 骨盤周りの筋肉がほぐれ、歪みがリセットされやすくなる。
② 仰向けひざ倒しストレッチ
仰向けに寝て、両ひざを立てる。
ひざを左右交互に倒し、ゆっくり呼吸しながら10回ずつ行う。
→ 骨盤のねじれを解消し、股関節の動きをスムーズにする。
このように、日常の姿勢と適度な運動を意識することで、骨盤の歪みを防ぐことができます。
⑨ よくある質問
骨盤の歪みに関して、多くの方から寄せられる質問にお答えします。
Q1. 骨盤の歪みは自然に治る?
A. 軽度の歪みであれば、正しい姿勢を意識し、ストレッチやエクササイズを続けることで改善することもあります。しかし、長年のクセや強い歪みは、専門的な施術を受けた方が早く整います。
Q2. 骨盤矯正は痛い?
A. 基本的に痛みを伴う施術ではありません。整体院によっては、ソフトな施術を取り入れており、無理なく骨盤を調整する方法が主流です。
Q3. 何回くらい通えば効果を実感できますか?
A. 1回の施術で変化を感じる人もいますが、歪みの程度によっては複数回の施術が必要です。一般的には3~5回程度の施術を受けることで、より安定した状態になります。
Q4. 骨盤矯正を受けた後、注意することは?
A. 施術後は、正しい姿勢を意識し、足を組むのを避けるなど、日常生活の習慣を見直すことが大切です。また、定期的なメンテナンスを行うことで、歪みの再発を防ぐことができます。
⑩ おわりに
骨盤の歪みは、脚の長さの違いだけでなく、腰痛や肩こり、冷えやむくみなど、さまざまな不調の原因になります。普段の姿勢や生活習慣を見直し、ストレッチや整体を取り入れることで、バランスの取れた健康な身体を維持することができます。
もし「骨盤の歪みが気になる」「脚の長さが違う気がする」と感じたら、専門の整体院で一度チェックを受けてみませんか?あなたに合った施術で、根本的な改善をサポートいたします。
骨盤矯正のご相談は、ぜひ当院へ!
整体なおは用賀駅徒歩1分の整体院です。
鍼やオステオパシーでの肩こり腰痛の改善、こども整体での発達障害対応、自律神経調整による頭痛・不眠の改善などご相談を受けております。
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この整体コラムを書いた人
整体院整体なお院長・鍼灸あん摩マッサージ指圧師・整体師直井 昌之

経歴
早稲田大学スポーツ科学部卒業
日本鍼灸理療専門学校昼本科卒業
卒業後、修行のため神奈川県市の鍼灸接骨院で働き、ケガの処置やマッサージについて学ぶ
根本的な体の改善を目指すために、トレーニング、理学療法や整体、カイロプラクティック、機能神経学、オステオパシーを学び始める。
自律神経失調症のセミナー フィリップ・ブルディーノD.O
内臓マニピュレーション リタ・ベナモアD.O
内蔵オステオパシー泌尿生殖器セミナー ジェローム・バティストD.O,M.D
オステオパシーの診療における診断と治療 カール・スティールD.O
マッスルエナジーテクニック国際セミナー 頸椎、胸椎、肋骨、腰椎 カイ・ミッチェルD.O
など計700時間以上の研修会に参加
資格
- 鍼灸あん摩マッサージ指圧師
- 中学高校体育教員免許
所属団体
- 日本オステオパシーメディスン協会・スティルアカデミージャパン4期生
メッセージ
オステオパシーを中心とした手技による施術をメインで行っております。
少しでも快適な生活を送れるようにサポートしていければと思います。
「院長あいさつ」にさらに詳しいプロフィールを載せていますのでぜひご覧ください。
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