腰痛とは
腰痛はさまざまな原因によって引き起こされることがありますが、一般的に主なタイプには椎間板性腰痛と椎間関節性腰痛、筋筋膜性腰痛があります。以下にそれぞれのタイプを簡単に説明します:
椎間板性腰痛:
椎間板は、脊椎の骨と骨の間にあるクッションの役割を果たす軟骨組織です。椎間板性腰痛は、この椎間板が損傷を受けたり、変性したりしたときに生じる腰痛を指します。主な原因としては、長時間の不適切な姿勢や重い物の持ち上げなど、脊椎への負担が影響しています。
椎間板性腰痛の症状は、腰部の鈍痛から激しい痛みに至ることがあります。また、しびれや脚の痛みも伴うことがあります。治療は、安静にし、物理療法やストレッチ、炎症を抑える薬の使用が行われることがあります。重度の場合は手術が必要になることもあります。
椎間関節性腰痛:
椎間関節は、脊椎の隣接する骨同士をつなぐ関節です。椎間関節性腰痛は、これらの関節に炎症が起こったり、損傷を受けたりしたときに生じる腰痛を指します。主な原因としては、脊椎の動きに関する問題、関節炎、けがなどがあります。
椎間関節性腰痛の症状は、特に腰部の動きによって悪化することがあります。また、腰の付近に痛みが局所化することが一般的です。治療は、物理療法、関節ブロック注射、炎症を抑える薬の使用が行われることがあります。重症な場合は手術が検討されることもあります。
筋筋膜性腰痛:腰部に生じる痛みを指す一つの症状名です。正式には「筋筋膜性腰痛症候群」とも呼ばれます。この症状は、腰部の筋肉と筋筋膜に関連する痛みや不快感が主な特徴です。
日常生活での過度な身体活動、不適切な姿勢、長時間の座り仕事などが要因となることがあります。また、身体の他の部位での問題が腰部にも影響を及ぼすこともあります。
筋筋膜性腰痛の症状は、腰部の鈍痛や強い痛みが特徴的です。この痛みはしばしば局所的で、腰部の特定の箇所に限局されることがあります。痛みはしばしば身体の動きや特定の姿勢で悪化する場合があります。
腰痛の治療法
痛みは過剰に動いている部分に症状として現れます。ほかの部分に硬くなって動かないところがあり、かばって大きく動く必要が出てくる部分が過剰な刺激を受けてだんだんと痛みを出してくることがほとんどです。
この動かない部分を見つけて、治療することで痛みの出る部分に負担がかからなくなり、痛みも改善するという治療をしていきます。
腰痛の治療ステップ
姿勢のチェック
動きのチェック
原因部位への施術
効果を確認
必要があればセルフエクササイズをお伝えします。
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