「生理前になると腰が痛くなる…」
「下腹部の違和感と一緒に、腰が重だるくなることがある…」
「病院で検査をしても異常はないけれど、腰の痛みが続いている…」
このような症状に心当たりはありませんか？実は、女性特有の腰痛には、子宮や卵巣の不調が関係していることがあります。
腰痛というと、筋肉や骨格の問題を思い浮かべがちですが、女性の場合、ホルモンバランスや内臓の状態が腰の痛みに影響を与えることが少なくありません。 特に、子宮や卵巣は骨盤の中に位置し、骨盤の動きや筋肉と密接に関係しています。そのため、女性ホルモンの変化や婦人科系の不調が腰の痛みにつながることがあるのです。
では、子宮や卵巣の不調が腰痛にどのような影響を与えるのか、その原因と改善方法について詳しく解説します。
なぜ子宮や卵巣の不調が腰痛を引き起こすのか？
① 骨盤の歪みが影響する
子宮や卵巣は骨盤の中にあり、その位置を支えているのが骨盤の筋肉や靭帯です。生理周期やホルモンバランスの影響で骨盤がゆるんだり、歪んだりすると、周囲の筋肉に負担がかかり、腰痛が起こりやすくなります。
② 生理周期によるホルモンの影響
生理前になるとプロスタグランジンというホルモンが分泌され、子宮の収縮を促します。 しかし、このホルモンは子宮周辺の血管を収縮させ、腰や下腹部の痛みを引き起こすことがあるのです。
また、生理後はエストロゲン（女性ホルモン）の分泌が減るため、骨盤や関節が不安定になり、腰痛が出やすくなるという特徴もあります。
③ 子宮や卵巣の冷えが腰痛を引き起こす
子宮や卵巣の血流が悪くなると、冷えが原因で骨盤周りの筋肉が硬くなり、腰の痛みが悪化することがあります。 特に、冷え性の方は骨盤内の血流が滞りやすく、腰の重だるさを感じやすくなります。
こんな症状がある腰痛なら、子宮や卵巣など婦人科系の不調が原因かも？
✔ 生理前・生理中に腰痛が悪化する
✔ 生理痛が重い、またはPMS（月経前症候群）がつらい
✔ 下腹部の張りや違和感が続いている
✔ 冷え性がひどく、手足がいつも冷たい
✔ 病院で異常がないと言われたが、腰の痛みが長引いている
これらの症状に当てはまる場合、子宮や卵巣の状態が腰痛に影響している可能性があります
子宮や卵巣のケアをして腰痛を改善する方法
① 骨盤を温める
子宮や卵巣の血流を良くするために、骨盤周りをしっかり温めることが大切です。 腰や下腹部にカイロを貼る、温かい飲み物をとる、湯船に浸かるといった習慣を取り入れましょう。
② 骨盤を整えるストレッチを取り入れる
骨盤の歪みを整えるためには、骨盤周りをほぐすストレッチや軽い運動が効果的です。特に、股関節をゆっくり回すストレッチを行うと、骨盤の血流が改善され、腰の負担が軽減されます。
③ ホルモンバランスを整える生活習慣を意識する
睡眠不足やストレスはホルモンバランスを乱し、子宮や卵巣の機能低下を招きます。夜更かしを避け、リラックスできる時間を確保することで、ホルモンの働きを整えることができます。
整体でできる婦人科系の不調による腰痛改善アプローチ
子宮や卵巣の不調が原因の腰痛は、通常のマッサージではなかなか改善しにくいことが特徴です。当院では、骨盤や内臓のバランスを整える施術を行い、婦人科系の不調を改善しながら腰痛を和らげるアプローチを行っています。
✔ 生理前後の腰痛がつらい方
✔ 骨盤の歪みや冷えが気になる方
✔ 慢性的な腰痛が続いている方
このようなお悩みがある方は、ぜひ一度ご相談ください。骨盤や内臓のバランスを整え、腰痛の根本改善を目指しましょう！
子宮や卵巣の不調と腰痛 Q&A
Q. 妊娠中でも整体を受けられますか？
A. 妊娠中でも整体を受けることは可能ですが、施術の方法には注意が必要です。当院では、妊娠中の方の体に負担をかけないよう、安全な施術を心がけています。ただし、安定期（妊娠16週以降）に入ってからの施術をおすすめします。また、担当の医師と相談の上でご来院いただくと安心です。
Q. 整体を受けるのに最適なタイミングはいつですか？
A. 生理周期によって体の状態が変わるため、症状に応じて最適なタイミングがあります。
生理前・生理中に痛みが強い方 → 生理が終わった後の施術が効果的（ホルモンバランスが整いやすい）。
生理後に腰痛が悪化する方 → 生理前の施術で骨盤を整えておくと、生理後の腰痛予防に。
慢性的な腰痛がある方 → 定期的な施術（2週間～1ヶ月に1回）で骨盤の安定を図るのがおすすめ。
Q. どんな症状があると婦人科系の不調が原因かもしれませんか？
A. 以下の症状がある場合、子宮や卵巣の影響で腰痛が引き起こされている可能性があります。
✔ 生理前・生理中に腰痛が悪化する
✔ 生理痛が重い、またはPMS（月経前症候群）がつらい
✔ 下腹部の張りや違和感が続いている
✔ 冷え性がひどく、手足がいつも冷たい
✔ 病院で異常がないと言われたが、腰の痛みが長引いている
整体なおは用賀駅徒歩1分の整体院です。
鍼やオステオパシーでの肩こり腰痛の改善、こども整体での発達障害対応、自律神経調整による頭痛・不眠の改善などご相談を受けております。
メニュー紹介
こども整体
オステオパシーとは
脳バランス整体とは
どちら側が弱くなっているか、または強くなりすぎているか
どこの部位が弱くなっているか、または強くなっているか
を見極めて、適切な...
鍼治療
オステオパシーで使われる手技「筋骨格系・内臓・頭蓋」
例...
頭蓋オステオパシーとは
この整体コラムを書いた人
整体院整体なお院長・鍼灸あん摩マッサージ指圧師・整体師直井 昌之
経歴
早稲田大学スポーツ科学部卒業日本鍼灸理療専門学校昼本科卒業卒業後、修行のため神奈川県市の鍼灸接骨院で働き、ケガの処置やマッサージについて学ぶ根本的な体の改善を目指すために、トレーニング、理学療法や整体、カイロプラクティック、機能神経学、オステオパシーを学び始める。自律神経失調症のセミナー フィリップ・ブルディーノD.O内臓マニピュレーション リタ・ベナモアD.O内蔵オステオパシー泌尿生殖器セミナー ジェローム・バティストD.O,M.Dオステオパシーの診療における診断と治療 カール・スティールD.Oマッスルエナジーテクニック国際セミナー 頸椎、胸椎、肋骨、腰椎 カイ・ミッチェルD.Oなど計700時間以上の研修会に参加
資格
- 鍼灸あん摩マッサージ指圧師
- 中学高校体育教員免許
所属団体
- 日本オステオパシーメディスン協会・スティルアカデミージャパン4期生
メッセージ
オステオパシーを中心とした手技による施術をメインで行っております。
少しでも快適な生活を送れるようにサポートしていければと思います。
「院長あいさつ」にさらに詳しいプロフィールを載せていますのでぜひご覧ください。
お電話でのお問合せ・ご予約はこちらへ
TEL：070-8360-0722
受付時間：10:00～21:00（最終受付20:00）
定休日：火曜
整体コラムに関連する記事
夜中に足がつる原因と整体での改善策
長時間歩くと股関節が痛む原因と整体でのケア方法を徹底解説
脚の長さが違う？骨盤の歪みが原因かも