「腰が痛いのは、ただの筋肉疲労だと思っていたけど、なかなか治らない…」
「ストレッチやマッサージをしても、痛みがすぐに戻ってしまう…」
「病院でレントゲンやMRIを撮っても、異常がないと言われた…」
このような腰痛に悩んでいる方は、もしかすると内臓の不調が原因かもしれません。
腰痛というと、多くの方は「姿勢が悪い」「筋肉が硬くなっている」といった筋肉や骨格の問題をイメージします。しかし、内臓の働きが低下していると、その影響が筋肉や神経に伝わり、腰痛として現れることがあります。
ここでは、「内臓が原因の腰痛かもしれない」サインを詳しく解説します。
内臓が原因の腰痛の特徴とは？
筋肉や骨格が原因の腰痛は、姿勢や動作の影響を受けやすく、「動かすと痛みが強くなったり、軽減したりする」ことが特徴です。一方で、内臓の不調が原因の腰痛には、以下のような特徴があります。
✅ 動いても痛みの強さが変わらない
→ 筋肉由来の腰痛は、ストレッチや動かし方で痛みが軽減することが多いですが、内臓由来の腰痛は動いても変化がないことが特徴です。
✅ 寝起きや夜間に腰の痛みが悪化しやすい
→ 特に腎臓や肝臓の機能が低下している場合、横になっている間に血流の影響で痛みが強くなることがあります。
✅ 特定の内臓の不調と一緒に腰痛が出る
→ 例えば、腎臓が弱っていると、むくみや冷えを伴う腰痛が起こりやすいです。また、胃腸の不調がある場合は、便秘や下痢と一緒に腰が重く感じることもあります。
✅ マッサージやストレッチをしても痛みが改善しにくい
→ 筋肉が原因の腰痛は、血流を良くすることで改善することが多いですが、内臓が原因の場合は、筋肉をほぐしても根本的な解決にはなりません。
✅ 体の左右どちらかに偏った腰痛が続く
→ 右側の腰痛なら肝臓、左側の腰痛なら胃や膵臓の不調が関係している可能性があります。
内臓の不調による腰痛の種類とサイン
① 腎臓の不調による腰痛（腰の奥の鈍い痛み）
✔ むくみがひどく、足が重だるい
✔ 夜間に何度もトイレに行く、または尿の色が濃い
✔ 疲れやすく、朝起きてもスッキリしない
② 胃腸の不調による腰痛（便秘や下痢を伴う腰の違和感）
✔ 便秘や下痢を繰り返している
✔ 食後に腰が重く感じる
✔ お腹の張りや膨満感がある
③ 肝臓の不調による腰痛（右側の腰が痛む）
✔ 脂っこい食事をすると胃もたれしやすい
✔ 疲れが取れにくく、体がだるい
✔ 右側の背中や腰に張りを感じる
④ 婦人科系の不調による腰痛（生理前後の腰の痛み）
✔ 生理前や生理中に腰が痛くなる
✔ 冷え性がひどく、特に下半身が冷えやすい
✔ 下腹部の張りや違和感がある
腰痛を改善するために、内臓のケアが必要！
「腰が痛いから」といって、腰のマッサージやストレッチだけをしても、内臓が原因の場合は根本的な改善になりません。 腰痛をしっかり解消するためには、体の内側から整えることが大切です。
① 生活習慣の見直し
内臓の働きを整えるために、食生活や睡眠習慣を改善することが重要です。例えば、腎臓の不調がある場合は塩分を控える、胃腸の不調がある場合は発酵食品を積極的に摂る、といった工夫が必要です。
② 体を冷やさない工夫をする
内臓が冷えると血流が悪くなり、腰痛が悪化しやすくなります。温かい飲み物を飲む、腹巻きを使う、お風呂に浸かるなどして、体を温めることを意識しましょう。
③ 軽い運動を取り入れる
適度な運動は、内臓の機能を高め、血流を促進する効果があります。特に、骨盤を動かすストレッチや、ウォーキングは腰痛の改善にも効果的です。
整体でできる内臓由来の腰痛改善アプローチ
当院では、内臓の働きを整えながら、腰の負担を軽減する施術を行っています。 一般的なマッサージでは改善しにくい内臓由来の腰痛も、オステオパシーの技術を活用して、体の内側からアプローチすることで、腰痛の根本改善を目指します。
✔ 慢性的な腰痛に悩んでいる方
✔ ストレッチやマッサージでは良くならなかった方
✔ 内臓の不調と腰痛の両方を抱えている方
このような方は、ぜひ一度ご相談ください。腰痛を引き起こしている本当の原因を見極め、体を内側から整えることで、健康な毎日を取り戻しましょう！
整体なおは用賀駅徒歩1分の整体院です。
鍼やオステオパシーでの肩こり腰痛の改善、こども整体での発達障害対応、自律神経調整による頭痛・不眠の改善などご相談を受けております。
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この整体コラムを書いた人
整体院整体なお院長・鍼灸あん摩マッサージ指圧師・整体師直井 昌之
経歴
早稲田大学スポーツ科学部卒業日本鍼灸理療専門学校昼本科卒業卒業後、修行のため神奈川県市の鍼灸接骨院で働き、ケガの処置やマッサージについて学ぶ根本的な体の改善を目指すために、トレーニング、理学療法や整体、カイロプラクティック、機能神経学、オステオパシーを学び始める。自律神経失調症のセミナー フィリップ・ブルディーノD.O内臓マニピュレーション リタ・ベナモアD.O内蔵オステオパシー泌尿生殖器セミナー ジェローム・バティストD.O,M.Dオステオパシーの診療における診断と治療 カール・スティールD.Oマッスルエナジーテクニック国際セミナー 頸椎、胸椎、肋骨、腰椎 カイ・ミッチェルD.Oなど計700時間以上の研修会に参加
資格
- 鍼灸あん摩マッサージ指圧師
- 中学高校体育教員免許
所属団体
- 日本オステオパシーメディスン協会・スティルアカデミージャパン4期生
メッセージ
オステオパシーを中心とした手技による施術をメインで行っております。
少しでも快適な生活を送れるようにサポートしていければと思います。
「院長あいさつ」にさらに詳しいプロフィールを載せていますのでぜひご覧ください。
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