はじめに:なぜ座ると腰が痛くなるのか?
長時間座っていると、腰がズキズキ痛む、重だるい、立ち上がると動きづらい… こんな経験はありませんか?
特にデスクワークや車の運転が多い人は、日常的に腰痛に悩まされやすいですよね。
実は、座るという姿勢そのものが、腰に大きな負担をかけている のです。
では、なぜ長時間座ると腰が痛くなるのでしょうか?
座る姿勢=腰への負担が大きい?
立っているとき、私たちの体は 背骨・骨盤・筋肉 がバランスよく働き、体重を分散しています。
しかし、座ると 骨盤が後ろに傾き(後傾)、背中が丸くなりやすくなる ため、負担が腰に集中します。
特に、デスクワークなどで前かがみの姿勢が続くと、
腰の筋肉が硬くなる(血流が悪くなる)
骨盤がゆがむ(正しい姿勢を保てなくなる)
内臓が圧迫される(消化不良やむくみの原因になる)
といった問題が起こります。
「座ると腰が痛い」は体からのサイン!
腰痛が出るのは、単なる疲れではなく 「体のバランスが崩れている」というサイン です。
特に、長時間のデスクワークや運転が続くと、痛みが慢性化し、整体やマッサージを受けてもすぐに戻ってしまうことも…。
そこで今回は、
✅ 長時間座ることで起こる腰痛の原因
✅ 整体でできる改善策
✅ 自宅でできるセルフケア
を詳しく解説していきます!
まずは、長時間座ることで腰にどんな問題が起こるのか? を詳しく見ていきましょう。
長時間座ることで腰に起こる3つの問題
長時間座っていると腰が痛くなる理由は、大きく分けて3つの問題が関係しています。
それぞれの仕組みを理解すると、なぜ整体での施術が必要なのかも納得できるはずです。
① 筋肉が硬くなり血流が悪くなる
座っていると、腰周りの筋肉がずっと縮んだ状態になります。
特に、**太ももの裏(ハムストリング)やお尻の筋肉(大殿筋・中殿筋)、腰の筋肉(脊柱起立筋・腸腰筋)**が固まりやすいです。
筋肉が硬くなると、
✅ 血流が悪くなり、老廃物が溜まりやすくなる(だるさ・重さの原因)
✅ 腰が引っ張られて、痛みが出る
✅ 疲れが取れにくくなり、慢性的な腰痛になりやすい
といった悪循環が起こります。
イメージとしては、輪ゴムをずっと引っ張っているような状態。
ゴム(筋肉)が伸びきってしまうと、弾力がなくなり切れやすくなるのと同じように、筋肉も硬くなると動きが悪くなり、痛みを引き起こします。
② 骨盤が歪み、姿勢が崩れる
座る姿勢が長く続くと、**骨盤が後ろに傾く(後傾)**ことが多くなります。
特に、ソファに深く座る・足を組む・背中を丸めて座ると、骨盤が歪みやすくなります。
骨盤が歪むと、
✅ 背骨のS字カーブが崩れ、猫背や反り腰になりやすい
✅ 腰の筋肉に余計な負担がかかる
✅ 肩こり・首こり・頭痛の原因になる
といった症状につながります。
さらに、骨盤が歪むと、体のバランスが崩れ、歩き方にも影響します。
「片足重心になりやすい」「左右の脚の長さが違う気がする」と感じる人は、骨盤の歪みが関係しているかもしれません。
③ 内臓の圧迫で全身のバランスが崩れる
長時間座っていると、内臓が圧迫されるのも腰痛の原因になります。
特に、骨盤が後ろに傾いた状態だと、胃・腸・腎臓などが下方向に押しつぶされるようになります。
内臓の圧迫によって、
✅ 血流が悪くなり、腰周りの筋肉がさらに硬くなる
✅ 消化不良や便秘になりやすい
✅ 自律神経が乱れ、疲れやすくなる
といった影響が出ます。
整体では、こうした内臓の緊張をゆるめる施術も行い、腰痛改善をサポートします。
長時間座ることで、筋肉・骨盤・内臓の3つが影響し合いながら腰痛を引き起こすことが分かりました。
では、このまま腰痛を放置するとどうなるのか? 次の章で詳しく解説します。
腰痛がひどくなるとどうなる?放置するリスク
「腰が痛いけど、なんとなく我慢できるから大丈夫」と放置していませんか?
実は、腰痛を放置するとさらに深刻な症状に発展するリスクがあります。
ここでは、放置した場合に起こりうる問題を詳しく解説します。
① 慢性化して「治りにくい腰痛」になる
腰痛は、最初は「疲れが溜まると痛くなる」程度かもしれません。
しかし、放っておくと 筋肉がどんどん硬くなり、血流が悪化し、回復しにくい状態 になります。
✅ 朝起きたときに腰が重い
✅ 座っていると痛みが増すが、立ってもスッキリしない
✅ 湿布やマッサージではその場しのぎにしかならない
このような状態が続くと、腰痛が慢性化し、治りにくくなる のです。
② 神経が圧迫され、しびれや足の違和感が出る
腰痛を長く放置すると、腰椎(腰の骨)の間が狭くなり、神経を圧迫 することがあります。
これにより、お尻・太もも・ふくらはぎ・足先にしびれや違和感が出ることも。
特に、次のような症状がある場合は要注意です。
✅ 足のしびれや冷えが気になる
✅ 歩くと足がだるくなるが、座ると少し楽になる
✅ 足の力が入りにくい、つまずきやすい
これは、坐骨神経痛や椎間板ヘルニアの初期症状 かもしれません。
「ただの腰痛だろう」と油断せず、早めに対処することが大切です。
③ 内臓や自律神経にも悪影響が出る
腰の痛みは、実は内臓や自律神経の乱れとも関係 しています。
✅ 腰の筋肉が硬くなると、内臓が圧迫されやすくなる
✅ 内臓の不調(胃腸の動きが悪い、便秘・下痢など)につながる
✅ ストレスが溜まりやすくなり、自律神経が乱れる
特に、長時間座ることが多い人は 消化不良や便秘、冷えやむくみ も起こりやすいです。
「腰痛だけでなく、体調も優れない」と感じるなら、整体でのケアが効果的です。
腰痛を放置すると、慢性化・神経痛・内臓の不調 へと発展する可能性があります。
では、こうした腰痛に対して整体ではどのような改善策があるのでしょうか?
次の章で詳しく解説していきます。
整体でできる!腰痛改善のためのアプローチ
長時間座ることによる腰痛を改善するには、筋肉・骨盤・内臓のバランスを整えることが大切です。
整体では、これらのバランスを調整し、根本的な原因にアプローチすることで、腰痛を改善していきます。
ここでは、整体でできる3つのアプローチを紹介します。
① 筋肉と関節のバランスを整える施術
長時間座っていると、特定の筋肉が緊張し、関節の可動域が狭くなります。
特に、以下の筋肉は硬くなりやすく、腰痛の原因になりやすいです。
✅ 腸腰筋(ちょうようきん) … 太ももと腰をつなぐインナーマッスル
✅ 大殿筋(だいでんきん) … お尻の筋肉で、骨盤の安定に関与
✅ ハムストリングス … 太ももの裏の筋肉で、骨盤の後傾と関連
整体では、これらの筋肉を手技でほぐしながら、関節の動きをスムーズにする施術を行います。
これにより、血流が改善し、腰への負担が軽減 されます。
【ポイント】
硬くなった筋肉をほぐすことで、骨盤の動きが改善される
関節の可動域が広がると、腰に負担のかかりにくい姿勢を維持しやすくなる
② 骨盤・背骨の調整で正しい姿勢を取り戻す
骨盤の歪みがあると、腰への負担が増し、痛みが慢性化しやすくなります。
特に、骨盤が後ろに傾く(後傾)と、猫背になりやすく、腰の負担が増加します。
整体では、骨盤と背骨の調整を行い、体の軸を整えることで、自然と正しい姿勢が取れるようにします。
整体での骨盤調整のポイント
✅ 骨盤の歪みを整え、バランスを改善する
✅ 背骨の自然なS字カーブを取り戻す
✅ 腰だけでなく、肩や首の負担も軽減する
施術後に「姿勢がラクになった!」「背筋が自然と伸びる」と感じる人が多いのは、体が本来のバランスを取り戻すからです。
③ 内臓調整で血流・自律神経を整える
意外かもしれませんが、内臓の調整も腰痛改善に効果的です。
長時間座ることで、内臓が圧迫されると、血流が悪くなり、自律神経のバランスも崩れやすくなります。
【内臓の緊張による影響】
✅ 消化不良や便秘が起こりやすくなる → 腰周りの筋肉が緊張しやすい
✅ 自律神経が乱れる → ストレスが増え、痛みが感じやすくなる
✅ 血流が悪化する → 体が冷え、腰の筋肉がさらに硬くなる
整体では、腹部の調整を行い、胃・腸・腎臓などの働きをサポートします。
これにより、内臓の負担が減り、血流が良くなり、腰の緊張も和らぐのです。
整体による腰痛改善の流れ
筋肉をゆるめて、関節の可動域を広げる
骨盤・背骨を調整し、姿勢を改善する
内臓の圧迫を解放し、血流を促進する
このように、整体では腰痛の根本的な原因にアプローチして改善を目指します。
では、整体とあわせて行うと効果的な自宅でできるセルフケアにはどんなものがあるのでしょうか?
次の章で紹介します!
自宅でできる!整体師おすすめのセルフケア
整体で腰のバランスを整えた後は、日常生活でのセルフケアがとても重要です。
特に、座る時間が長い人ほど、普段の姿勢やストレッチで腰痛を防ぐことができます。
ここでは、整体師が実際におすすめする 「座り方」「ストレッチ」「呼吸法」 の3つを紹介します。
① 座りっぱなしを防ぐ!正しい「立ち方&座り方」
長時間座っていると、骨盤が後ろに倒れやすくなります。
腰への負担を減らすために、正しい座り方と立ち方を意識することが大切です。
正しい座り方のポイント
✅ お尻をしっかり椅子の奥につける(浅く座らない)
✅ 両足を床につけ、膝は90度に曲げる(足を組まない)
✅ 背筋を伸ばし、軽く胸を張る(猫背にならない)
✅ 30分に一度は立ち上がる(長時間同じ姿勢を避ける)
座りっぱなしが続くと、筋肉が硬くなり、腰痛のリスクが高まります。
**「30分に1回は立ち上がる」「ストレッチをする」**など、こまめに動くことを意識しましょう。
② 簡単ストレッチで筋肉をほぐす
座りすぎで硬くなりやすい 腸腰筋・お尻・背中の筋肉を伸ばすストレッチを紹介します。
① 腸腰筋ストレッチ(座りすぎで硬くなる筋肉をゆるめる)
片膝を立て、もう片方の脚を後ろに伸ばす(ランジの姿勢)
伸ばした方の脚の付け根を前に押し出すように伸ばす
20秒キープ×左右2セット
② お尻ストレッチ(骨盤の歪みを整える)
椅子に座り、片方の足首を反対の膝の上にのせる
背筋を伸ばしたまま、ゆっくり前に倒れる
20秒キープ×左右2セット
③ 背中&腰ストレッチ(腰への負担を軽減)
四つん這いの状態で、ゆっくり背中を丸める(猫のポーズ)
次に背中を反らせる(牛のポーズ)
10回繰り返す
これらのストレッチは、デスクワークの合間や寝る前に行うと効果的です。
③ 腰痛を防ぐ「呼吸法」とリラックス習慣
実は、正しい呼吸をすることで、腰痛を予防することができます。
特に、腹式呼吸を意識すると、腰の筋肉や内臓の緊張がやわらぎ、血流が良くなります。
腹式呼吸のやり方
鼻からゆっくり息を吸い、お腹を膨らませる
口からゆっくり息を吐き、お腹をへこませる
1セット5回、朝晩に行う
また、湯船につかる・睡眠をしっかりとる・適度に運動することも、腰痛予防に効果的です。
整体とセルフケアを組み合わせることで、腰痛の予防&改善効果がアップします。
では、整体を受けるタイミングや通院の目安について、次の章で解説していきます!
整体を受けるタイミングと通院の目安
「腰が痛いけど、整体に行くべきタイミングがわからない…」
そう感じている人も多いのではないでしょうか?
実は、腰痛がひどくなる前に整体を受けることが重要です。
では、どんなタイミングで整体を受ければよいのか、通院の目安も含めて解説します。
整体を受けるべき3つのタイミング
① 腰の違和感や軽い痛みを感じたとき
✅ 長時間座ると腰が重くなる
✅ ストレッチをしてもすぐに硬さが戻る
✅ なんとなく姿勢が悪くなった気がする
このような症状がある場合、早めに整体を受けることで悪化を防ぐことができます。
② 痛みが強くなってきたとき
✅ 寝起きや立ち上がるときに痛みを感じる
✅ 座っているだけで腰が痛くなる
✅ マッサージやストレッチをしても改善しない
痛みが強くなると、筋肉や骨格のバランスが崩れている可能性が高いです。
整体で体の歪みを整え、早めに対処することが大切です。
③ 足のしびれや歩きにくさを感じたとき
✅ お尻や太ももにしびれを感じる
✅ 足の力が入りにくい、つまずきやすい
✅ 腰だけでなく、股関節や膝にも違和感がある
これは、腰椎(腰の骨)や神経が圧迫されている可能性があります。
しびれや歩行の違和感がある場合は、すぐに整体を受けることをおすすめします。
整体の通院ペースの目安
腰痛の状態によって、適切な通院ペースは変わります。
✅ 軽い腰痛(違和感レベル) → 2〜3週間に1回のメンテナンス
✅ 慢性的な腰痛(座ると痛む) → 週1回ペースで3〜5回の施術
✅ 強い腰痛やしびれがある場合 → 1週間に1〜2回の施術を集中的に
最初は短い間隔で整体を受け、その後はメンテナンスとして月1回ペースで通うのが理想的です。
整体で「痛みが出る前」に予防を!
腰痛は、悪化すると治りにくくなります。
「少し違和感があるな…」と思ったタイミングで整体を受けることで、慢性化を防ぎ、快適な生活を送ることができます。
では、最後にこの記事のまとめをしていきます。
まとめ:整体で腰痛知らずの体を手に入れよう!
長時間座ることで起こる腰痛は、筋肉の硬直・骨盤の歪み・内臓の圧迫が主な原因です。
放置すると、慢性腰痛や神経痛、さらには内臓の不調や自律神経の乱れにもつながります。
しかし、整体を受けることで、体のバランスを整え、腰への負担を軽減することが可能です。
特に、筋肉の調整・骨盤の矯正・内臓の調整を組み合わせた施術は、根本から腰痛を改善するのに効果的です。
また、整体とあわせて
✅ 正しい座り方・立ち方を意識する
✅ ストレッチや腹式呼吸を習慣化する
✅ 適度に体を動かし、血流を良くする
といったセルフケアを取り入れることで、さらに腰痛を予防できます。
「腰の違和感があるな…」と感じたら、早めに整体を受けることが大切です。
整体とセルフケアを活用し、腰痛知らずの快適な体を手に入れましょう!
整体なおは用賀駅徒歩1分の整体院です。
鍼やオステオパシーでの肩こり腰痛の改善、こども整体での発達障害対応、自律神経調整による頭痛・不眠の改善などご相談を受けております。
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この整体コラムを書いた人
整体院整体なお院長・鍼灸あん摩マッサージ指圧師・整体師直井 昌之

経歴
早稲田大学スポーツ科学部卒業
日本鍼灸理療専門学校昼本科卒業
卒業後、修行のため神奈川県市の鍼灸接骨院で働き、ケガの処置やマッサージについて学ぶ
根本的な体の改善を目指すために、トレーニング、理学療法や整体、カイロプラクティック、機能神経学、オステオパシーを学び始める。
自律神経失調症のセミナー フィリップ・ブルディーノD.O
内臓マニピュレーション リタ・ベナモアD.O
内蔵オステオパシー泌尿生殖器セミナー ジェローム・バティストD.O,M.D
オステオパシーの診療における診断と治療 カール・スティールD.O
マッスルエナジーテクニック国際セミナー 頸椎、胸椎、肋骨、腰椎 カイ・ミッチェルD.O
など計700時間以上の研修会に参加
資格
- 鍼灸あん摩マッサージ指圧師
- 中学高校体育教員免許
所属団体
- 日本オステオパシーメディスン協会・スティルアカデミージャパン4期生
メッセージ
オステオパシーを中心とした手技による施術をメインで行っております。
少しでも快適な生活を送れるようにサポートしていければと思います。
「院長あいさつ」にさらに詳しいプロフィールを載せていますのでぜひご覧ください。
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TEL:070-8360-0722
受付時間:10:00~21:00(最終受付20:00)
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