「お腹がポッコリ出ているのは脂肪のせい」と思っていませんか?実は、姿勢が大きく関係している可能性があります。特に、骨盤の傾きや背中の丸まりによって、お腹が前に突き出して見えることがあります。本記事では、ポッコリお腹の原因となる3つの姿勢の問題について詳しく解説し、姿勢を意識することで得られる健康効果についてもご紹介します。
1. 骨盤の前傾
骨盤の前傾とは、骨盤が前に傾いている状態のことを指します。この姿勢の特徴として、腰の反りが強くなり、結果としてお腹が前に突き出してしまうことが挙げられます。実際に、多くの人がこの骨盤の前傾を持っており、特にデスクワークが多い人や運動不足の人に多く見られます。
骨盤の前傾は、筋肉のバランスが崩れることによって引き起こされます。主に腰の筋肉が過剰に緊張し、お腹やお尻の筋肉が弱くなることで、骨盤が前に引っ張られます。その結果、腰に負担がかかりやすく、腰痛を引き起こす原因にもなります。また、骨盤の前傾が進むと、立っている時や歩いている時にお腹がポッコリと前に出たように見えてしまいます。
さらに、骨盤が前傾すると、身体全体のバランスが崩れやすくなります。例えば、猫背が悪化し、肩こりや首の痛みが生じることもあります。姿勢が乱れることで、身体の負担が増し、疲れやすさを感じることもあるでしょう。したがって、骨盤の前傾を改善することは、単に見た目を整えるだけでなく、全身の健康にも大きな影響を与えるのです。
また、骨盤の前傾が続くと、下半身の筋肉にも悪影響を及ぼします。例えば、太ももの前側の筋肉(大腿四頭筋)が過度に緊張し、ふくらはぎの張りを感じやすくなることがあります。長時間立ち仕事をする人やスポーツをする人にとって、この影響は大きく、疲労の蓄積につながる可能性があります。
2. 胸骨の下がり
胸骨の下がりとは、胸の中心部分である胸骨が内側に沈み込んだ状態を指します。この状態になると、肩が前に丸まり、背中が猫背になりやすくなります。その結果、腹部に圧がかかり、ポッコリお腹の原因となることがあります。
この姿勢の特徴として、胸が閉じてしまい、深い呼吸がしづらくなることが挙げられます。呼吸が浅くなると、酸素の摂取量が減少し、疲労が溜まりやすくなる可能性があります。また、胸骨が下がることで、腹部にかかる圧力が増し、お腹が前に押し出されるようになります。
さらに、胸骨の下がりは自律神経の働きにも影響を与えます。特に、胸が縮こまることで交感神経が過剰に働きやすくなり、ストレスが溜まりやすくなることが考えられます。現代社会では、長時間のデスクワークやスマートフォンの使用が増えたことにより、多くの人がこの姿勢の影響を受けています。胸骨の下がりを改善し、正しい姿勢を保つことは、身体の調子を整える上でも非常に重要です。
また、胸骨の下がりは血流にも影響を及ぼし、肩こりや手足の冷えの原因となることもあります。呼吸の質が低下することで酸素の供給が十分に行われず、疲れやすさを感じやすくなるのです。したがって、姿勢を整えることで、全身の健康状態も改善される可能性が高いでしょう。
3. お尻の筋肉の過緊張
お尻の筋肉が過度に緊張すると、骨盤が前方へ押し出され、お腹も前に突き出しやすくなります。この状態は特に、長時間座っていることが多い人や運動不足の人に見られます。
お尻の筋肉が硬くなると、骨盤の動きが制限され、歩行や立ち上がり動作にも影響が出ることがあります。さらに、お尻の筋肉の緊張によって骨盤が前方へ押し出されると、腹部にも圧がかかり、ポッコリお腹の原因となります。
また、腰や背中の筋肉にも影響を及ぼすため、腰痛を引き起こすリスクが高まります。特に、筋肉のバランスが崩れることで、動作の際に余分な力が必要となり、疲れやすさを感じることもあります。
さらに、お尻の筋肉の過緊張は、膝や足首にも影響を与えることがあります。骨盤の位置が前に出ることで、膝にかかる負担が増し、膝痛や足の疲労を引き起こす原因となることがあります。このように、お尻の筋肉の緊張が全身のバランスに及ぼす影響は大きく、正しい姿勢を意識することが重要です。
また、お尻の筋肉の過緊張は、スポーツパフォーマンスにも影響を与えます。骨盤が正しい位置にないと、適切な力の伝達が妨げられ、ランニングやジャンプ動作などのパフォーマンスが低下する可能性があります。特に、スポーツをしている人は、お尻の筋肉の緊張を解消することで、より効率的な動きができるようになるでしょう。
姿勢を意識することの重要性
姿勢の悪さは見た目の問題だけでなく、身体の不調や痛みの原因にもなります。特に、ポッコリお腹の原因として挙げた骨盤の前傾、胸骨の下がり、お尻の筋肉の過緊張は、多くの人が無意識のうちに持っている姿勢の癖です。
しかし、これらの姿勢を意識し、改善することで、体全体のバランスが整い、疲れにくくなったり、動きやすさが向上したりする効果が期待できます。また、正しい姿勢を保つことで、呼吸が深くなり、自律神経の働きが整い、ストレス軽減にもつながるでしょう。
ポッコリお腹の原因は単に脂肪だけではありません。姿勢の乱れが原因である場合、日々の生活の中で姿勢を意識し、健康的な体を目指していきましょう。
整体なおは用賀駅徒歩1分の整体院です。
鍼やオステオパシーでの肩こり腰痛の改善、こども整体での発達障害対応、自律神経調整による頭痛・不眠の改善などご相談を受けております。
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この整体コラムを書いた人
整体院整体なお院長・鍼灸あん摩マッサージ指圧師・整体師直井 昌之

経歴
早稲田大学スポーツ科学部卒業
日本鍼灸理療専門学校昼本科卒業
卒業後、修行のため神奈川県市の鍼灸接骨院で働き、ケガの処置やマッサージについて学ぶ
根本的な体の改善を目指すために、トレーニング、理学療法や整体、カイロプラクティック、機能神経学、オステオパシーを学び始める。
自律神経失調症のセミナー フィリップ・ブルディーノD.O
内臓マニピュレーション リタ・ベナモアD.O
内蔵オステオパシー泌尿生殖器セミナー ジェローム・バティストD.O,M.D
オステオパシーの診療における診断と治療 カール・スティールD.O
マッスルエナジーテクニック国際セミナー 頸椎、胸椎、肋骨、腰椎 カイ・ミッチェルD.O
など計700時間以上の研修会に参加
資格
- 鍼灸あん摩マッサージ指圧師
- 中学高校体育教員免許
所属団体
- 日本オステオパシーメディスン協会・スティルアカデミージャパン4期生
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少しでも快適な生活を送れるようにサポートしていければと思います。
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