寝つきが悪い原因とは?
現代人に多い睡眠の悩みとは
現代社会では、多くの人が睡眠の質に悩まされています。寝つきが悪い、夜中に何度も目が覚める、朝起きても疲れが取れないといった症状を訴える方が増えています。特に、スマートフォンやパソコンの使用が当たり前となり、就寝前にブルーライトを浴びることが交感神経を刺激し、寝つきを悪くする要因となっています。また、仕事や家庭のストレスにより、精神的な緊張が続くことでリラックスできず、深い眠りに入れないケースもあります。
さらに、不規則な生活習慣や運動不足、偏った食生活などが睡眠の質を低下させる要因となります。これらの問題が積み重なることで、寝つきが悪くなるだけでなく、慢性的な睡眠不足に陥り、身体の不調や精神的なストレスを増大させる悪循環が生じることがあります。
寝つきが悪くなる主な原因(ストレス・自律神経・姿勢)
寝つきの悪さの原因には、大きく分けて以下の3つの要素が関係しています。
ストレス ストレスは交感神経を過度に刺激し、リラックスしにくい状態を作り出します。特に、仕事のプレッシャーや人間関係の悩みが続くと、心が休まらず、寝つきが悪くなることがよくあります。また、ストレスによる筋肉の緊張が首や肩に現れ、寝るときにリラックスできないというケースも少なくありません。
自律神経の乱れ 自律神経は、交感神経と副交感神経のバランスによって成り立っています。交感神経が優位な状態が続くと、寝る前になっても興奮状態が収まらず、眠りにつくのが難しくなります。特に、仕事の締め切りが迫っている、寝る直前までスマートフォンを見ているといった習慣は、自律神経のバランスを崩しやすくなります。
姿勢の乱れ 姿勢の悪さも睡眠の質に大きく影響します。長時間のデスクワークやスマホの使用により、猫背やストレートネックになっていると、首や肩の筋肉が緊張しやすくなります。この状態が続くと、血流が悪くなり、リラックスしにくい体になってしまいます。また、寝るときの姿勢が悪いと、呼吸が浅くなり、十分にリラックスできないまま眠りにつくことになります。
整体でアプローチできる睡眠の質の低下とは?
整体では、寝つきが悪くなる原因に対して、さまざまな角度からアプローチを行います。
自律神経の調整:整体では、筋肉の緊張をほぐし、血流を改善することで、副交感神経を優位にし、リラックスしやすい状態を作ります。特に、首や肩周りの施術を行うことで、交感神経の過度な働きを抑え、睡眠の質を向上させることが可能です。
姿勢の改善:整体では、骨格のバランスを整え、姿勢を正しくすることで、身体への負担を軽減します。特に、背骨や骨盤の歪みを整えることで、自然な呼吸がしやすくなり、寝つきの改善につながります。
内臓へのアプローチ:内臓の緊張も睡眠の質に影響を与えることがあります。例えば、胃腸の不調や肝臓の疲れがあると、自律神経のバランスが崩れやすくなります。整体では、内臓の動きをサポートする施術を行い、全身のリラックスを促します。
整体を受けることで、ストレスや自律神経の乱れを整え、寝つきを良くするための土台を作ることができます。日々の生活習慣と合わせて取り入れることで、より効果的に睡眠の質を向上させることができるでしょう。
寝つきを良くするためにできること
✨ 寝つきをよくする5つのポイント ✨
目隠し・耳栓+深呼吸 目隠しや耳栓を使用することで外部の刺激を遮断し、深呼吸を組み合わせると副交感神経が優位になり、リラックスしやすくなります。
エプソムソルト&マグネシウム エプソムソルト(硫酸マグネシウム)を使った入浴は、筋肉の緊張をほぐし、神経を落ち着かせる効果があります。また、マグネシウムは神経伝達や筋肉の収縮を調整する働きがあり、不足すると不眠や神経の過敏性が高まることがあります。食事やサプリメントでの摂取も効果的です。 エプソムソルト(硫酸マグネシウム)を使った入浴は、筋肉の緊張をほぐし、神経を落ち着かせる効果があります。また、マグネシウムを摂取することで、リラックスしやすい状態を作り出します。
自律訓練法 「手足が温かい」「気持ちが落ち着いている」と自己暗示をかけることで、体の緊張を和らげ、自律神経を整えることができます。
アイドリング時間を意識する 寝る直前までスマホを見たり、考え事をするのではなく、30分程度の「アイドリング時間」を確保し、心を落ち着けることが大切です。
焦らない 「早く寝なければ」と焦ることで余計に寝つきが悪くなります。眠れないときは無理に寝ようとせず、リラックスして過ごすことを心がけましょう。
整体で寝つきの悪さは改善できる?
整体で整える自律神経と睡眠の関係
整体では、筋肉の緊張を和らげ、血流を促進することで、副交感神経を優位にし、リラックスしやすい状態を作ります。特に、背骨や首周りの調整は、自律神経のバランスを整え、睡眠の質の向上に役立ちます。
姿勢の乱れが睡眠に与える影響と整体の役割
姿勢の悪さは呼吸の浅さや血流の低下を引き起こし、睡眠の質を低下させます。整体では、骨格の調整を行い、正しい姿勢へと導くことで、快適な睡眠環境を作ることが可能です。
内臓の緊張が睡眠に関係?整体でできるアプローチ
内臓の緊張が続くと、自律神経が乱れやすくなります。整体では、内臓マニピュレーションを取り入れ、内臓の緊張を和らげることで、全身のリラックスを促進し、寝つきの改善につなげます。
まとめ|整体で眠れる体へ
睡眠の質を高めるためのポイント
整体を活用しながら、自宅でのリラックス法や生活習慣の改善を取り入れることで、より快適な睡眠が実現できます。
整体後は特に、睡眠環境を整えることも重要です。寝室の温度や湿度を適切にし、リラックスできる空間を作ることで、整体の効果を最大限活かせるようになります。
整体を受けるタイミングと継続の大切さ
整体は1回で劇的な変化を感じることもありますが、継続的に施術を受けることで、より根本的な改善が期待できます。定期的なメンテナンスの重要性を解説します。
また、整体施術後は日常生活での姿勢を意識することが重要です。特にデスクワークの際の座り方や、歩行時の姿勢を見直すことで、整体の効果を長く維持することができます。
「寝つきの悪さ」を根本改善する整体を試してみよう!
整体を活用することで、睡眠の質が改善し、日々の生活がより快適になります。ぜひ一度、整体によるケアを試してみましょう!
整体なおは用賀駅徒歩1分の整体院です。
鍼やオステオパシーでの肩こり腰痛の改善、こども整体での発達障害対応、自律神経調整による頭痛・不眠の改善などご相談を受けております。
メニュー紹介
オステオパシーとは
こども整体
脳バランス整体とは
どちら側が弱くなっているか、または強くなりすぎているか
どこの部位が弱くなっているか、または強くなっているか
を見極めて、適切な...
鍼治療
オステオパシーで使われる手技「筋骨格系・内臓・頭蓋」
例...
頭蓋オステオパシーとは
この整体コラムを書いた人
整体院整体なお院長・鍼灸あん摩マッサージ指圧師・整体師直井 昌之

経歴
早稲田大学スポーツ科学部卒業
日本鍼灸理療専門学校昼本科卒業
卒業後、修行のため神奈川県市の鍼灸接骨院で働き、ケガの処置やマッサージについて学ぶ
根本的な体の改善を目指すために、トレーニング、理学療法や整体、カイロプラクティック、機能神経学、オステオパシーを学び始める。
自律神経失調症のセミナー フィリップ・ブルディーノD.O
内臓マニピュレーション リタ・ベナモアD.O
内蔵オステオパシー泌尿生殖器セミナー ジェローム・バティストD.O,M.D
オステオパシーの診療における診断と治療 カール・スティールD.O
マッスルエナジーテクニック国際セミナー 頸椎、胸椎、肋骨、腰椎 カイ・ミッチェルD.O
など計700時間以上の研修会に参加
資格
- 鍼灸あん摩マッサージ指圧師
- 中学高校体育教員免許
所属団体
- 日本オステオパシーメディスン協会・スティルアカデミージャパン4期生
メッセージ
オステオパシーを中心とした手技による施術をメインで行っております。
少しでも快適な生活を送れるようにサポートしていければと思います。
「院長あいさつ」にさらに詳しいプロフィールを載せていますのでぜひご覧ください。
お電話でのお問合せ・ご予約はこちらへ
TEL:070-8360-0722
受付時間:10:00~21:00(最終受付20:00)
定休日:火曜
整体コラムに関連する記事
頭痛の原因は ‘体の中の圧力バランス’? 〜横隔膜・硬膜・脳圧の関係とは〜
頭痛の原因は ‘体の中の圧力バランス’? 〜横隔膜・硬膜・脳圧の関係とは〜