風邪やインフルエンザ、コロナ後の肩こり

1. 風邪やインフルエンザ、コロナ後の肩こりの原因

呼吸器感染による炎症の影響
風邪やインフルエンザ、コロナなどの感染症にかかると、肺や気管支に炎症が生じます。この炎症が直接的に体の緊張を引き起こし、肋骨や胸郭周りの筋肉が硬直してしまいます。
肋骨や胸郭の筋肉の緊張
呼吸がしづらくなると、横隔膜や肋間筋が過剰に働くことになり、結果として緊張が持続します。
風邪が治った後も、この緊張が続くことで肩や首のこりが悪化しやすくなります。
横隔膜の硬直と呼吸の影響
風邪をひいた際に長期間咳をすることで、横隔膜が硬直します。
呼吸がしにくくなると、首や背中の筋肉を使って補助的に呼吸をするため、それらの筋肉も硬くなってしまいます。
その結果、単純に肩や首の筋肉をほぐしても、根本的な原因が解決されないため、すぐに症状が戻ってしまうのです。

2.風邪やインフルエンザ、コロナ後の肩こりの特徴

風邪やインフルエンザ、コロナにかかった後の肩こりは、通常の肩こりよりも症状がひどくなりやすい特徴があります。
マッサージを受けてもすぐに戻る
表面的な筋肉をほぐしても、原因が深部にあるため、一時的に楽になってもまたすぐにこりが戻ってしまう。
はり治療をすると一時的に改善するが、またこる
鍼治療によって筋肉の緊張が和らぐものの、肋骨や胸郭の硬さが残っているため、再び緊張しやすくなる。
通常の肩こりよりも強く、長引くことが多い
呼吸に関わる筋肉が影響しているため、慢性的になりやすい。

3. 風邪やインフルエンザ、コロナ後の肩こりを改善する方法

風邪やインフルエンザの後に起こる肩こりは、一般的なマッサージだけでは改善しにくいものです。根本的な原因にアプローチする必要があります。
肋骨や胸郭を柔らかくする
肋骨や胸郭の動きを改善することで、呼吸の負担を減らし、肩や首の筋肉の緊張を和らげることができます。
横隔膜の調整
横隔膜が固まってしまうと、呼吸が浅くなり、肩や首の負担が増します。
横隔膜をほぐすことで、深い呼吸ができるようになり、肩や首の緊張を和らげることができます。
気管支や肺の動きを改善する
風邪によって影響を受けた気管支や肺の動きを良くすることで、体全体のバランスが改善し、肩こりの症状が緩和されます。

4. 風邪やインフルエンザ、コロナ後の肩こりに対するオステオパシーによるアプローチ

オステオパシーでは、風邪の後の肩こりに対して、以下のようなアプローチを行います。
肋骨と胸郭の調整
肋骨の可動性を回復させ、呼吸をスムーズにする。
横隔膜のリリース
横隔膜の緊張を解放し、深い呼吸を促進する。
気管支や肺の調整
呼吸器系の動きを良くし、呼吸負担を軽減する。

5. 参考文献
Still, A. T., "Philosophy of Osteopathy", American Osteopathic Association, 1899.
Chaitow, L., "Osteopathy: Principles and Practice", Elsevier, 2005.
Barral, J. P., "Visceral Manipulation", Eastland Press, 1988.

6. よくある質問と回答

1.風邪の後の肩こりはどのくらい続きますか?
一般的には数週間で改善しますが、根本原因が残っている場合は長引くことがあります。

2.マッサージを受けてもすぐ戻るのはなぜですか?
肩こりの根本原因である胸郭や横隔膜の緊張が解消されていないためです。
3.風邪後の肩こりにはどんなストレッチが有効ですか?
胸を開くストレッチや横隔膜をほぐす呼吸法が効果的です。

4.鍼治療は効果がありますか?
一時的に効果がありますが、根本の問題が解決されないと再発しやすいです。

5.どのくらいの頻度で整体を受けるべきですか?
症状の程度によりますが、最初は週1回、改善が見られたら2週間に1回程度が理想です。

6.風邪後の肩こりを予防する方法はありますか?
風邪をひいた際に適度なストレッチや呼吸法を取り入れると予防しやすくなります。

7.隔膜の硬直を自分で和らげる方法は?
ゆっくりした腹式呼吸や横隔膜リリースのセルフケアが有効です。

8.呼吸が浅いと肩こりが悪化するのはなぜですか?
呼吸補助筋(首や肩の筋肉)が過剰に働くため、こりやすくなります。

9.整体とオステオパシーの違いは何ですか?
オステオパシーはより全身のバランスを整え、内臓や呼吸器系にもアプローチします。

10.風邪をひいた後に体全体が重く感じるのはなぜですか?
呼吸の質が低下し、酸素供給が不足することで全身の筋肉が硬くなるためです。

整体なおは用賀駅徒歩1分の整体院です。
鍼やオステオパシーでの肩こり腰痛の改善、こども整体での発達障害対応、自律神経調整による頭痛・不眠の改善などご相談を受けております。

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この整体コラムを書いた人

整体院整体なお院長・鍼灸あん摩マッサージ指圧師・整体師直井 昌之

経歴

  • 早稲田大学スポーツ科学部卒業
  • 日本鍼灸理療専門学校昼本科卒業
  • 卒業後、修行のため神奈川県市の鍼灸接骨院で働き、ケガの処置やマッサージについて学ぶ
  • 根本的な体の改善を目指すために、トレーニング、理学療法や整体、カイロプラクティック、機能神経学、オステオパシーを学び始める。
  • 自律神経失調症のセミナー フィリップ・ブルディーノD.O
  • 内臓マニピュレーション リタ・ベナモアD.O
  • 内蔵オステオパシー泌尿生殖器セミナー ジェローム・バティストD.O,M.D
  • オステオパシーの診療における診断と治療 カール・スティールD.O
  • マッスルエナジーテクニック国際セミナー 頸椎、胸椎、肋骨、腰椎 カイ・ミッチェルD.O
    など計700時間以上の研修会に参加

資格

  • 鍼灸あん摩マッサージ指圧師
  • 中学高校体育教員免許

所属団体

  • 日本オステオパシーメディスン協会・スティルアカデミージャパン4期生

メッセージ

オステオパシーを中心とした手技による施術をメインで行っております。
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「院長あいさつ」にさらに詳しいプロフィールを載せていますのでぜひご覧ください。

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